実は面白い日経新聞のサッカー記事
祝!W杯ドイツ大会3大会連続出場!今日の新聞を全て見ました。今回はあえてスポーツ紙ではなく一般紙の記事を取り上げて見ます。まあどの新聞も事実関係は一通り書いてありましたが、その中でも面白かったのを何点か紹介します。
朝日新聞は中澤・中村の特集が今更だけども心を打ち、W杯本大会に進む事での経済効果の記事が目に付きました。特筆は柱谷哲二氏の「12年前も4.5枠あれば自分達も行けたのに、悔しい!」というコメントが素直でよかった。フランス大会も3.5枠だったんだから、以前だったらまだ確定してないんだよね~。
毎日新聞は宮本のクローズアップ記事が面白く、小坂記者の「贅沢な意見だが、日本の強さをきっちり示して欲しかった」とこれからの世界との戦いに気持ちを馳せていました。良かった!やった!だけではなく、これからの代表に提言をしていたのは毎日ともう1紙のみ。
そのもう一つが日本経済新聞。まずは経済新聞らしく経済効果・影響力を他にはなく具体的に論じています。僕の好きな記者の武智氏も「日本代表と欧州のクラブを収入で比較し、日本代表はリバプール並みで、さらにこれからブランド価値の向上を目指すなら、日本代表の試合をブラジル人や英国人が見たくなるようにしなくては」と書いている。そして元仙台の監督の清水氏が、唯一人うかれずに冷静に今の、そしてこれからの課題を説いている。吉田氏の「ジーコとジャパン」というコラムも面白かった。どうやら日経新聞は2006年のドイツW杯のオフィシャル○○○○○○になっているとか?今、サッカーネタは日経が面白いです。
読売新聞は元ベルディ監督が「直前に変わったベルギー人の主審がすばらしかった。彼こそが国際基準」と褒め称え「今日ファールをとられた鈴木、小笠原、福西はよく手を使うから・・・」と誰も書かなかった視点で厳しいコメント。さらに他の記者が、今回の代表の選手層の厚さを、94年の米国大会予選で都並の離脱が埋まらず敗れたという例で紹介している。
一つだけスポーツ紙ではスポニチの「無人のフィールドから 無人のスタンドへ」という見出しがGoodでしたね。個人的には朝日と毎日に載っていた写真で、国立のPBかな?最前列で浴衣にミニーの耳を付けて喜ぶ2人が滑稽で笑えた。
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